低カリウム野菜に関心がある方々へ…

低カリウム野菜とは

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低カリウム野菜って何?

低カリウム野菜はその名の通り、通常の野菜と比較してカリウムの含有量が少ない野菜です。

カリウムの摂取量が制限された腎臓病患者でも安心してたくさん生野菜が食べられるようにと開発されました。

通常のほうれん草と低カリウムほうれん草の写真。左が通常のほうれん草、右が低カリウムほうれん草

左が通常のほうれん草
右が低カリウムほうれん草

低カリウム野菜に期待されるメリット

  • 生野菜を食べられることによって、それまで不足していた栄養素を摂取することができます。
  • 食物繊維の不足によって起こる便秘が改善され、自然なかたちでのカリウムの排泄に役立ちます。
  • 野菜摂取の制限あるいは禁止が緩和され、食生活が改善されることによって患者のストレスを減らすことができます。
  • 腎臓病患者とその家族が同じ料理が食べられ、家族団らんの機会・楽しみが増えます。
通常のほうれん草と低カリウムほうれん草のカリウム比較

カリウム量の比較

通常のほうれん草と低カリウムほうれん草の重さ比較

重さの比較

腎臓病患者のカリウム制限

腎臓病透析患者は,体内のカリウムを十分に排出することができません。
そのためカリウムの摂取制限を行わないと不整脈により心不全を起こす可能性があり、腎臓病透析患者は1日のカリウム摂取量を1,500~2,000 mgに制限されています。

カリウムは食事から体内に摂取される栄養素で、特に,日常で私たちが食べている野菜は多くのカリウムが含まれているため,腎臓病透析患者は野菜を摂取する際には水にさらしたりゆでたりしてカリウムを除去する必要があります。
しかし、これらの方法でもカリウムを完全に取り除くことはできません。
さらに,水にさらしたりゆでたりすることにより,カリウム以外のミネラルや水溶性ビタミンまでも減少してしまいます。
また、さらに野菜には多くの食物繊維が含まれていますが,腎臓病透析患者は野菜摂取が制限されているため食物繊維不足になり,便秘に悩まされることが多くなります。

このように野菜摂取を制限することによる弊害が多くあります。

佐藤幸徳、小川敦史『秋田県立大学ウェブジャーナルA:地域貢献部門/2015, vol. 3, 1-10』
「腎臓病透析患者にやさしい低カリウム野菜の栽培研究と商品化戦略」

小川敦史

公立大学法人 秋田県立大学

生物資源科学部 生物生産科学科

准教授 小川 敦史

経歴


1995年3月
名古屋大学 農学部 卒業
1997年3月
名古屋大学大学院 生命農学研究科 博士前期課程 修了
1999年3月
名古屋大学大学院 生命農学研究科 博士後期課程 中退
1999年4月
秋田県立大学 生物資源科学部 助手
2006年3月
博士(農学)取得 課題名「浸透圧ストレス条件下での作物根の生育における浸透圧調節,細胞分裂,糖の蓄積機能の生理学的意義」 名古屋大学
2011年4月
公立大学法人 秋田県立大学 生物資源科学部 准教授

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